高配当は投資に有利なのか 2013年12月末
高配当は投資に有利なのか
- TOPIX連動型上場投資信託(1306)
- 野村日本株高配当70連動型上場投信(1577)
を比較。
商品概要
ファンド名 | TOPIX 連動型上場投資信託(1306) | |
運用方針 |
TOPIXに採用されているまたは採用が決定された銘柄の株式のみに投資を行い、信託財産中に占める個別銘柄の株数の比率を同指数における個別銘柄の時価総額構成比率から算出される株数の比率に維持することを目的とした運用を行い、同指数に連動する投資成果を目指す。
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東京証券取引所上場ETF。野村日本株高配当70を対象指数とし、対象指数に連動する投資成果を目指す。
「野村日本株高配当70」は、国内金融商品取引所に上場する全ての普通株式のうち、今期予想配当利回りの高い、原則70銘柄で構成される等金額型の指数である。 |
設定日 | 2001年07月11日 | 2013年03月05日 |
純資産額 | 15,665.4億円 | 183.2億 |
信託報酬 | 0.1155% | 0.336% |
※2013年12月末のデータ。各商品説明サイト、モーニングスターより
比較チャート(1年)
青:TOPIX 連動型上場投資信託(1306)
赤:野村日本株高配当70連動型上場投信
リターン
リターン(%) | TOPIX 連動型上場投資信託 | 野村日本株高配当70連動型上場投信 |
1ヶ月 | +5.39 | +5.53 |
3ヶ月 | +14.58 | +13.86 |
6ヶ月 | +11.70 | +11.04 |
1年 | +63.97 | — |
2年 | +79.82 | — |
3年 | +55.61 | — |
5年 | +66.28 | — |
積立シミュレーション
野村日本株高配当70連動型上場投信(1577)がローンチされた2013年5月末に
10,000円ずつ積み立てたら、評価額がどうなっているかをシミュレーション。
※分配金は再投資していません。
分配金実績
TOPIX 連動型上場投資信託(1306)
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野村日本株高配当70連動型上場投信(1577)
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2013年10月 |
—
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168円
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2013年7月 |
19.4円
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11円
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2013年4月 |
—
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195円
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※TOPIX 連動型上場投資信託(1306)は1口に換算
野村日本株高配当70連動型上場投信(1577)が新規設定以来の積立投資の差
投資開始年月 | 投資総額 |
評価額
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差額
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TOPIX 連動型上場投資信託(1306) | 野村日本株高配当70連動型上場投信(1577) | 1306-1577 | ||
2013年5月
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100,000
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111,718
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110,225
|
1,493
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2013年5月から100,000円の投資でTOPIX 連動型上場投資信託(1306)の方が1,493円
投資成績が良いという結果が出ました。
まとめ
上昇相場によりどちらもプラスの成績でした。
厳密な評価とは言い難いでが、分配金を再投資しなければ高配当でも
TOPIX ETFより良い投資成績をあげることができないのではと考えます。
DRIP(配当を自動的に再投資するサービス)があれば
複利の恩恵を十分に受ける事ができます。
高配当は投資に有利なのか今度とも継続して比較していきます。
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