利率年2.00%  SBIホールディングス株式会社 第6回無担保社債(社債間限定同順位特約付)

円建て社債

SBIホールディングス株式会社 第6回無担保社債(社債間限定同順位特約付)

SBI証券

SBIホールディングスから個人向け社債が起債されます。
正式名称は「SBIホールディングス株式会社 第6回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」です。

2014.11.21追記

本日、利率が年2.00%に決定しました。以下詳細を修正。

SBIホールディングス株式会社 第6回無担保社債(社債間限定同順位特約付)概要

 

名称/発行体 SBIホールディングス株式会社 第6回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
売出価額の総額(円) 300億円
利率(%) 年2.00%
償還期限 平成30年1月30日(約3年2ヶ月)
条件決定日 平成26年11月21日
申込期間 平成26年11月25日から平成26年12月4日まで
払込日 平成26年12月5日
申込単位 100万円以上100万円単位
格付け BBB(R&I)

※SBIホールディングス株式会社 第6回無担保社債(社債間限定同順位特約付) (pdf)より

社債間限定同順位特約とは

発行者が当該社債以外の社債に対して担保を設定する場合には、当該社債にも同等の担保を設定する約束です。

リスク

社債の信用リスクと利回りの得失を個人投資家が判断するには格付け会社による各社の格付け、さらに日本証券業協会のホームページの格付けマトリックス表などを見て、利回りの見当をつけることは出来るかもしれません。

しかし、格付けに頼るのは危ういです。なぜなら

発行体から格付け手数料をもらう格付け会社のビジネスモデルに問題があることは、サブプライム問題で嫌というほど明らかになったが、この点は根本的に改善されていない。

また、実績から見て、格付けの悪化は、発行体の状況悪化が公知のものとなって、債券の利回りが上昇した後で行われることが多い。

これでは格付け会社ではなく、「後付け会社」とでも呼びたくなる。

個人向け社債ブームにあえて水を差す|山崎元のマネー経済の歩き方より

販売会社

 

SBIホールディングス株式会社 社債発行履歴

 

名称 期間 利率 発行額
第6回 SBI社債 約3年2カ月 年2.00% 300億円
第5回 SBI社債 3年 年2.15% 300億円
第4回 SBI社債 3年 年2.16% 300億円
第3回 SBI社債 3年 年2.08% 300億円
第2回 SBI社債 3年 年1.23% 80億円
第1回 SBI社債 3年 年1.23% 420億円

最後に

前回の「SBIホールディングス株式会社 第5回無担保社債」がSBI証券では販売開始早々わずか10分で完売。
瞬間蒸発しました。

これを踏まえて抽選制の満期1年のSBI債と同様にSBIホールディングス株式会社 第6回無担保社債は抽選制です。
先着順ではないので注意が必要です。

個人向け変動国債10年の利率が年0.29%と金利が低下している中、魅力的な利率です。

しかし、利率を比較し、少しでも良い金利の個人向け社債に対して
「この会社なら大丈夫だろう」
「まあまあの利回りだ」
という勘だけに頼って、投資をするのはハイリスクです。

SBIホールディングスが3年以内に倒産するかどうか、私にはわかりません。

投資判断は自己責任でお願い致します。