バンガードETF™(BIV、BLV、BSV、BND)経費率改定

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バンガード

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下記のバンガードの米国籍ETF(計4本)の経費率が2016年4月26日付けで改定されました。

経費率が改定されたバンガードETF

ティッカー
シンボル
名称 直近
経費率
(2016年4月26日付)
改定前
経費率
BIV バンガード®・米国中期債券ETF 0.09% 0.10%
BLV バンガード・米国長期債券ETF 0.09% 0.10%
BSV バンガード・米国短期債券ETF 0.09% 0.10%
BND バンガード・米国トータル債券市場ETF 0.06% 0.07%

参照:バンガード-長期・分散・低コスト- 2016年バンガードETF™・米国籍投信経費率改定のお知らせ

 

今回の改定

今回の経費率の改定は、

  • バンガードのスケールメリットを活用してファンド運用のコストを低減
  • 投資家の利益を優先

というバンガードの継続的な取り組みの一環として実施されたものです。

 

バンガードのファンド/ETFの運用コスト

変動します。

運用残高が増えれば経費率が低下し、残高が減少した場合は経費率が上昇する可能性があります。

経費率とは、ファンドの平均資産残高に対する、運用その他の経費の比率(%)です。

経費率は原則として毎年決算日に見直され、変動します。

ファンドの現在の経費率は、目論見書に記載されている数値よりも低い、または高い可能性があります。

最後に

2016年2月にVT、VEU、VSSの経費率が改定されたことに続いてのニュースです。

注目は

  • BND・・・米国における残存期間1年超の投資適格課税対象債券市場(米国債、社債、米国以外の米ドル建て債券、モーゲージ債およびアセットバック証券など)のパフォーマンスを測定する指数(平均残存期間は5~10年)。への連動を目指すETFです。

です。

今回の経費率の改定はバンガードが投資家とwin-winの関係を築こうとしている現れです。

まさに低コストではなくアットコスト(適正なコスト)です。

私は分配金の再投資(再投資の効率性と信託報酬の差がどの程度、投資成績に影響するのか)がわからないので、まだ海外ETFには投資していません。

また、日本のインデックスファンドの信託報酬も低コスト化が進んでいるので様子見中です。

しかし、嬉しいニュースです。