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アナリストの投資推奨は有効なのか

2012年8月17日投資

山崎元のマネー経済の歩き方
アナリストの投資推奨は有効なのか

証券アナリストとは | 日本証券アナリスト協会
証券アナリストとは、証券投資の分野において、高度の専門知識と分析技術を応用し、
各種情報の分析と投資価値の評価を行い、投資助言や投資管理サービスを提供する
プロフェッショナルのことをいいます。

岡三証券の栗田昌孝氏が「2011年3月末~12年4月末」の期間、
日本、米国、英国の主な上場株式についてアナリストの投資推奨の有効性を
調べた結果が紹介されています。

その結果は

指標 高推奨 低推奨
日本株 日経平均 ▲5.08% ▲3.83%
米国 S&P500 +2.75% +3.44%
英国 FTSE100 ▲2.59% ▲0.76%

日・米・英、いずれの国の株式市場でも、「低推奨」銘柄に投資するほうが、
「高推奨」銘柄に投資するよりも結果がよかった。

証券アナリストによる投資推奨は、投資の参考データとしては、
「逆指標」だったということだ。
膨大な財務諸表を読み、経営者にインタビューし、会社まで足を運び
高度なファイナンス理論を駆使しても「逆指標」なのは驚きです。

山崎氏はこう解釈しています。

  1. 証券会社のアナリストは、「できれば」、今後より収益率の高い銘柄を
    「高推奨」したいが、彼らは、銘柄の収益率の今後について有効な分析力を
    持っていない。
  2. 自分の「高推奨」銘柄で、より多くの売買注文をもらうことが社内での
    高評価につながる。すると、値上がり気味の銘柄のほうが投資家の注目度が高く
    売買注文が出やすいので、「高推奨」は十分以上に値上がりしてきた
    銘柄を含みがちになる。

* * *

儲かる銘柄を知っている人は組織に属して給与をもらうよりも
自分で自分の資産運用をした方がはるかに効率がいいです。

更に儲かる銘柄を知っている人を探すことはとても困難です。

もうひとつ加えるなら儲かる銘柄を知っている人から銘柄の情報を教えてもらうには
それ以上の対価を支払わなければ合理性がありません。

アナリストの推奨銘柄よりもサルにダーツを投げさせて適当に投資銘柄を
選んだほうが投資成績が良い場合だってあるのですから。

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