S&P Dow Jones Indices 指数の対象国分類の変更について

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S&P Dow Jones Indice社

インデックス対象国の変更についてプレスリリースがありました。

変更は2014年9月の予定です。

主な変更点

  • ギリシャが先進国市場から新興国市場へ分類が変更になります。
  • カタールとUAEがフロンティア市場から新興国市場へ分類が変更になります。

※S&P Dow Jones Indices PRESS RELESAE 「Country Classinfication Consultation Results」より

今後の動きについて

11月18日に設定を予定しているeMAXIS新興国リートインデックスのベンチマークとなるS&P新興国リートインデックス(配当込・円換算ベース)の投資対象国は、現在のところ、カタール、UAEにはベンチマーク採用基準を満たす上場銘柄がないため、ギリシャのみが追加されると思われます。

同時にeMAXIS先進国リートインデックスのベンチマークであるS&P先進国リートインデックス(除く日本、配当込、円換算ベース)の対象国からギリシャが除外される予定です。※

※上記内容は現状から推測される内容を記載しており、2014年9月時点の情報の正確性を保証するものではありません。

なお、現時点で変更後の組み入れ比率は発表になっておりません。

eMAXIS Index Information vol.7 「S&P Dow Jones Indices 指数の対象国分類の変更について」(pdf)より引用

REIT指数に占めるギリシャの割合

2014年9月にギリシャが除外されたとしてもeMAXIS先進国リートインデックスに
含まれるギリシャの割合は微少(0.37%未満)なので大きな影響はないと思います。

eMAXIS 先進国リートインデックス 2013年9月 月報(pdf)より

また、世界24ヶ国のREIT市場の時価総額比でも2012年10月末時点で
ギリシャの占める割合は0.04%です。

ポスト世界金融危機におけるREIT市場の動向(pdf)より

まとめ

ギリシャ経済危機によって、とっくに先進国市場から除外されていると思っていたので
驚きです。

今後、S&P新興国リートインデックスにギリシャが追加された場合、
どのような国別構成比率になるか