2013年2月末のアセットアロケーション

アセットアロケーション

チャート

2013年2月末のアセットアロケーション


世界の株式市場では、11の国・地域で主要な株価指数が上昇しました。

日本は金融緩和強化と景気対策で、国内景気が回復基調をたどるとの観測から、
日経平均株価の上昇が目立ちました。

一方、下落率が最も大きかったのは中国・上海総合指数。

政府が不動産価格の抑制に力を注いでおり、中国人民銀行(中央銀行)が
金融引き締めに動くとの観測が重荷になりました。

リバランス

国内債券比率が目標値である40%から5%乖離したのでリバランスを行います。

今月は、毎回行われる個人向け国債のキャンペーン狙いを兼ねて
いつもより多めに個人向け国債 変動10年を購入します。

リバランスには色々な方法がありますが、私はノーセルリバランスです。

ノーセルリバランス
組入れファンドの売却をせず買い付けのみで組入れファンドの保有割合を維持しようとすること。更に詳しい説明は山崎元氏・水瀬ケンイチ氏共著のほったらかし投資術に記載されています。

主な投資先

現在の主な構成商品は以下の通りです。

◆日本株式 目標:20%

  • 日本株式インデックスe
  • TOPIX連動型上場投資信託ETF(1306)
  • MAXIS トピックス上場投信 (1348)

◆日本債券 目標:40%

  • DLIBJ公社債オープン(短期コース)
  • 個人向け国債 変動10年

◆先進国株式 目標:20%

  • eMAXIS先進国株式インデックス
  • 外国株式インデックスe

◆新興国株式 目標:20%

  • eMAXIS新興国株式インデックス

生活防衛資金

生活費の約2年分を新生銀行の2週間満期預金で満期期間をずらして確保しています。

2週間満期預金の金利が上がったので嬉しいです。

新生銀行:2週間満期預金と東京スター銀行:スターワン1週間円預金とSBJ銀行:1週間定期預金<なのかちゃん>を比較 

外国債券

山崎元氏の考え方

  1. 為替のヘッジができない場合に為替リスクが過大になる
  2. 為替リスクがある割に期待リターンが大きくない(国内債券とほぼ同じ)
  3. 個別の債券(外債)は信用リスクの判断が困難(格付は信用できない)
  4. 投資信託のように中身が分散投資された商品は手数料を考えた場合に
    現実的に買える商品がない

を取り入れ投資していません。

アセットアロケーションの考え方

厳密な有効フロンティアを追い求めていません。

リーマンショック級の下落が起こってもグッスリ眠れるように日本債券の割合が高いです。

将来はどうなっているのかわからないので
資金はN個のファンドそれぞれに均等に配分せよ。
というハリー・マーコウィッツ氏(モダン・ポートフォリオ理論の提唱者)の考え方を採用しています。

ただ単に計算が面倒臭いだけかもしれませんが(汗)

リスク資産額が増えたらリスク許容度の範囲内に収まるよう日本債券クラスの割合を増やしていく予定です。

今後も「運・鈍・根」をモットーに資産形成を続けていきます。