運用成果の大部分はアセットアロケーションで決まる?

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運用成果の大部分はアセットアロケーションで決まる?

国内株式、国内債券、先進国株式、新興国株式、先進国債券、新興国債券など
各資産にどのように配分するかを決めるアセットアロケーション(資産配分)は、
投資収益の8割を決定すると言われています。

また、投資タイミングや銘柄選択がそれほどパフォーマンスには影響しないことも
示唆しています。以降、様々な研究・調査が国内外で発表されてきました。

※記事より引用

アセット・アロケーションと実際のファンドの運用実績を比較して効果を
計測していくわけですが、何と何を比較してどのように計算するのか、
というのは実はいくつかの方法があり、どれが正しいという結論が
出せるものではありません。

広く知れ渡っている情報ではこの研究の前提条件を省略して、
結論だけを述べている場合が多いです。


更に、イボットソン・アソシエイツの創業者であるイボットソン博士が米国の10年間の
投資信託データを使って分析した結果によれば、資産運用のリターンは

  • 67%はマーケットの変動
  • 18%がアセッ
    トアロケーション
  • 15%が銘柄選択、タイミング、フィーなど

という結果になっています。

敗者のゲームから引用すると
ほとんどの場合、投資家や運用機関の運用成果を決定する最も重要な要素は、
その技術ではなく、開始時期と終了時期の選択である。
特筆されるような運用成果も、その期間の開始または終了を1年早めたり
遅らせたりするだけで、まったくありきたりのものとなってしまう。
当たり前すぎて誰も記していませんが敢えて書きます。

運用成果とは運用終了時における金融資産の絶対額です。
つまり、完璧な開始時期・終了時期、完璧な資産配分をしても
毎月500円の投資額では十分な運用成果をあげれるとは思いません。

運用成果={(収入-支出)☓期間+資産}×運用利回り
だとすれば、

  • 収入を上げる
  • 支出を下げる
  • 長く運用する

つまり、フローの中でどれくらいの金額を資産運用に回せるかが最も
重要ではないでしょうか。

アセットアロケーションを過信してはいけないが、やっても意味が無いという
極論も正しくないということだと思います。